前々から作ってみたかったウィンドウマネージャーを、Claudeと一緒に作りました。Rustで書かれたタイル型ウィンドウマネージャー Rustileです。

Rustileの特徴
これまでプライベートで使っていたyabaiやxpywmのように、Rustileもタイル型ウィンドウマネージャーです。主な特徴は以下の通りです。
- BSP (Binary Space Partitioning) レイアウト - ウィンドウを自動的にタイル状に配置
- キーボード操作 - マウスなしで完結する操作性
- シンプルな設定 - TOMLファイルで直感的に設定できる
- 基本機能の実装 - focus、move、swap、fullscreen、half-screenなど
開発の過程
最初のcommitが7/16なので、約2ヶ月で作りました。プライベートの時間でコツコツ進めました。
正直、開発を始めた時点ではX11やウィンドウシステムの低レイヤーな知識がほとんどありませんでした。「ウィンドウをどうやって管理するのか」「キーボードイベントはどう拾うのか」といった基本的なことから、一つずつClaudeと対話しながら学んでいきました。分からないことを質問し、実装してみて、動かなかったらまた質問する。そのサイクルを繰り返すうちに、少しずつ形になっていくのが楽しかったです。
自分の環境を自分で作る
ウィンドウマネージャーを自作していて一番感じるのは、自分の作業環境を自分で作れることの楽しさです。使っていて「ここがこうだったらいいのに」と思ったら、すぐに実装できる。そういう自由度は、既存のツールにはない魅力です。
まだまだ普段使いできるレベルには到達していませんが、これからの開発が楽しみです。
興味のある方はぜひGitHubリポジトリをチェックしてみてください。